もうやめてーっ…! 83%の女性が感じている「結婚プレッシャー」の本音

まだまだ続く「婚活」という言葉。アラサー世代に差し掛かると、友人と比べて焦り出したり、周りから言われる発言に対して重荷に感じてしまったりした経験はありませんか？ そんな、“結婚プレシャー” について、リサーチしました！

文・harako

【アンアン総研リサーチ】

独身54% : 既婚46%、生の声

今回リサーチしたanan総研メンバーの独身・既婚(婚約含む)状況は、独身54%に対して既婚46%。やや独身女性が多いものの、ほぼ半々という割合です。偏った意見ではなく、両方の意見が聞ける! ということで、独身女性が周りからどんな “結婚プレッシャー” を受けているのか? はたまた、既婚女性は “結婚の現実” をどう捉えているのか? など、根掘り葉掘り質問してみました。

「結婚」のイメージって、何?

「結婚するとこんなことがあるよ〜!」なんて、メリットもデメリットも耳に入ってくる日々……。女性たちにとって結婚はどんなイメージになっているのでしょうか?周りから言われることや、自分が思う結婚イメージはこちら!

メリット編

「孤独ではなくなり、支えができることで安心感が得られる」(27歳・IT関連)

「嬉しいことは2倍、悲しいことは半分になる」(27歳・マーケティング,広告)

「精神的にも経済的にも、安定する」(32歳・IT関連)

「疲れたときにマッサージしてくれたり料理つくってくれたり、寄り添った時にあたたかいぬくもりを感じながらくつろげる(笑)」(27歳・自由業)

「将来や仕事になんかあったときに、安心感がある」(34歳・技術,設計)

メリットで多くあったコメントは、「安心感」が生まれること。生活を共にするということは、決して良いことばかりではありませんが、いつも寄り添える心の支えは結婚の大きな魅力ですよね。

デメリット編

「恋愛期間は、長く続かない」(33歳・事務職)

「交際と違って簡単にやめることができない関係性だから、よく吟味が必要。手に職ない女の結婚は、大変」(25歳・学生)

「結婚後の夫婦関係で、ギスギスするのとか」(29歳・その他)

「自分の時間が減る・遊べなくなる・お金を自由に使えなくなる!」(23歳・学生)

いっぽうで、“彼氏彼女” の状態ではないため、ドキドキ感やトキメキがなくなったり、お互いの親族が関わってきたり。または、独身生活は異なるため、ひとりで自由に決めていた生活スタイルは崩れてしまうかもしれません……。

83%の女性がプレッシャーを実感!

そんな、賛否両論ある結婚ですが、周りから “結婚プレッシャー” を感じた経験はありますか? と質問したところ、なんと83%の女性が「はい」でした。

「結婚できていないことに、スポットがあたりしんどい」(34歳・営業職)

「焦る。けど、腰が重い」(31歳・その他)

「結婚よりも、出産に対して言ってくる人がたくさん。35歳を超えたら健康な赤ちゃんが産めなくなるよーと、プレッシャーをかけられる」(33歳・その他)

「婚活ブームはテレビでも雑誌でも女子会でも話題になって、少し異常なんじゃないかと思うけど、やっぱりブームにはちゃんとのっていたいから、自分の婚期は逃さないようにしたいとすごく思う」(27歳・IT関連)

本人が意識している、していないに関係なく、やはり周りの意見に対して「億劫」だという本音……。“結婚” に対してもそうですが、年齢に伴った出産のリスクを言われてしまうと、本来先に好きなパートナーを見つけて子供を作るという過程を飛び越えた発想なので、焦りや不安に感じてしまいそうですね。周りはアドバイスをしているつもりでも、本人が聞くとプレッシャーに変わってしまうのかもしれません。

婚活は古い!? 肩の力を抜いた恋愛がいい?

周囲の圧に影響されたとはいえ、既婚女性の52%が、結婚願望が強かったわけではないと回答していますよ。

「婚活してる時ほどいい出会いがないので、もうあえてやらないでいい!」(28歳・デザイン,クリエイティブ)

「年齢でプレッシャーをかけなくていいと思う。相手があっての結婚なので、とやかく周りに言われても困る」(30歳・その他)

「寿命が伸びたり男女の働き方が変わったりしている今、なぜ結婚に対する価値観は変わってないのかなぁ〜?っと疑問に思います」(34歳・自由業)

「最近40になる友だちが婚約して、年齢制限ってないんだなーと改めて思ったので、焦らなくて良いのでは?」(34歳・技術,設計)

つまり、「早く結婚したい!」と強く願っているから良きパートナーが現れるわけではなく、変に力まないほうが良いという結果の表れではないでしょうか? 時代の変化と共に、「婚活」という言葉は死語になっていく予感です……!?